発達障害と不器用さ ~相互の行動変容に向けて~
- 開催概要
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発達障害とは自閉症、広汎性発達障害、注意欠陥・多動性障害などの総称で、幼児期、小児期、
または青年期に初めて診断される障害を指します。一般に、発達障害をもつ方は人口の1%程度と
考えられてきましたが、文部科学省では診断名の有無にかかわらず、特別な支援を必要とする方が
6%以上はいるという推計値を出しています.さて,昨年度のご好評にお応えして今年度も地域における
特別支援教育体制作りを専門として,現場での活動や支援を行なわれている関西国際大学の中尾繁樹先生を
お招きして、「発達障害と不器用さ」をテーマにシリーズ制のセミナーを開催することになりました。
「発達障害」や「不器用」をテーマにしたセミナーではありますが、何かを“見付け”、その要因を“見極め”、
最終的にそこから相手の支援(行動変容)を“見出す”という過程においては、児童生徒に限った対応ではなく、
対人関係(患者,顧客,親子関係…)の中に常に身を置く私たちにとって必要なエッセンスを教えて頂ける機会に
なると思います。本セミナーはシリーズを通して参加もしくは、スポットで興味がある部分に参加など、
受講される方の特性に合わせてご活用頂きたいと願っています。
これまで講義を中心とした内容でご教授頂いておりましたがm今回は現場(教育機関や医療機関など)で
活かすことの出来る「実技」に重きを置いて中尾繁樹先生にお伝えいただけることになりました。
多くの方々にこの機会をご活用いただけましたら幸いです.
- 講師
- 中尾 繁樹 先生(関西国際大学 教育学部教育福祉学科 教授)
- 開催日時
- 第1回「子どもの発達を考える」 2020年 8月 29日(土) 14:00〜16:00
- 第2回「身体の動きの背景を考える」 2020年 9月26日(土) 14:00〜16:00
- 第3回「不器用とは」 2020年11月28日(土) 14:00〜16:00
- 第4回「動きの臨床観察」2020年12月19日(土) 14:00〜16:00
- 第5回「不器用な子どもへの感覚運動指導」2021年 1月 9日(土) 14:00〜16:00
- 第6回「保育や授業で取り組めるからだづくり」2021年 2月 7日(日) 14:00〜16:00
- 第7回「事例検討」2021年 3月14日(日) 14:00〜16:00
- 会場
- ZOOMを使用したオンラインセミナーです。お持ちのPCやスマートフォン、タブレット等からご参加いただけます。
- 参加費
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・KMSサポート会員・学生:無料
・一般の参加者の方:各回 3,500円(全7回申し込み予定の方は21,000円)
※事前のお振込によるお支払いとなります。振込先情報はお申し込み完了後にご連絡致します。
※全7回お申し込みの方8月21日までにお支払い下さい。
キャンセルについて
申し込み後のセミナーキャンセルにつきましては「キャンセル受付フォーム」からお願い致します。
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