0歳から100歳までの動ける身体をつくる人財を育成する専門学校

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鍼灸学科
鍼灸師の仕事とは
身体のツボ(経穴)に対して、鍼や温熱療法である灸などを施し、運動器系・消化器系・代謝分泌系などの様々な疾患の施術を行う国家資格を有する仕事です。東洋医学を用いた鍼灸は、自己免疫力を高め、病気や怪我をしにくい体を維持できることから、WHO(世界保健機関)でも認められ、特に欧米では代替医療として注目されています。スポーツ選手の潜在的身体能力の開発や美容の分野、生活習慣病の症状改善など、幅広く利用されています。
鍼灸師活躍の場
鍼灸師が活躍する場は様々です。
地域医療を担う仕事として、鍼灸師があります。近年、痛みを取る外来の一つとして大学病院に鍼灸部門が開設され東洋医学の観点から治療を行っているところもあります。また、緩和ケアたや終末期医療として治療を行うケースもあります。
KMSが育成する鍼灸師
鍼灸治療は、東洋医学と西洋医学の知識を駆使し、患者さんの心身のバランスを整えることが最も大事な要素です。問診から治療方針と鑑別を立て、それぞれの患者さんの病気やケガにあったフルオーダーメイドの施術ができる鍼灸師が今後必要となるため、患者さんとの信頼関係構築がとても重要になります。鍼灸のテクニックはもちろんのこと、心から信頼される人間性を育み、常に患者さんの立場になって、何を求めて来院されているのか、何を施すべきなのか考え、しっかりと施術の組み立てができる鍼灸師を育成していきます。
就職について
■有資格者数(平成25年度 東洋療法研修 試験財団調べ)
はり師
159,607人
きゅう師
158,341人
■活躍できるフィールド
鍼灸院
病院
美容・エステ業界
鍼灸整骨院
接骨院
診療所
福祉施設
治療院
独立開業 : 鍼灸師は開業権も与えられた、国が認める医療系国家資格です。
■平均初任給(鍼灸師の場合)
18万円〜23万円以上【当校卒業生実績】
国家資格合格後、鍼灸院などの場合は、研修期間を経て患者さんの施術に入るかたちが一般的です。施術所や業務内容により給与体系は異なりますが、研修期間が終わると給与体系も少しずつ変わってきます。
6つの特徴
患者を診る臨床実習
3年次には、臨床実習にはいり、実際の施術の流れや技術を学びます。またクラスメイトとディスカッションをし、患者さんへの接し方や施術方法について考えを出し合い、お互いを高めあっていきます。クラスメイトの意見を聞き、自ら考えて発信をすることにより、信頼関係が深まったり、お互いが成長するきっかけにもなります。
高い合格率
3年生になると、国家試験対策や毎月1回の模試など、国家試験の手助けになるシステムが整っています。また、放課後や早朝に自主的に勉強する場合も、わからないことがあれば教員が全力で教えます。
学ぶのが苦手と感じている学生には、勉強の内容のみならず、勉強の工夫や方法・計画の立て方などもアドバイス!
全員で国家試験合格を目指します!!
第一線で活躍する講師陣
講師陣はスポーツ系、内科系、メンタルヘルス系、美容系、東洋医学系など最前線で研究もしくは臨床を行っているスペシャリストばかり。したがって、基礎の知識や技術はもちろん。あらゆる分野を専門的に学ぶことができ、そらに技術が深まること間違いなし!困った時に頼りになる知識、そして鍼灸領域にあける好奇心を湧き上がらせる技術をもった講師陣がみなさんの夢をサポートします!
オーダーメイド治療
私達は皆性別や体型、育った環境もそれぞれ違います。例えば「腰痛」一つとっても、その原因は人それぞれ違います。鍼灸は、「胃痛」などの内蔵疾患にもアプローチすることが出来るのも特徴です。鍼灸治療ではじっくりと話を聞き、身体全体を診る事によって、具体的な病気・症状の治療だけでなく、体調不良の原因となる“病の根本”を見つけ、身体の内側から健康で強く、病気になりにくい身体をつくるお手伝いをする事ができます。一人一人の身体や生活習慣にあった“オーダーメイド”の治療を出来るのは鍼灸治療最大の強みです。
未病と鍼灸
「未病」とは病気が完成していない状態、つまり病気の前段階と解釈します。
現代社会に多い身体がだるい、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの症状はあるが検査では特に異常がみつからない状態や検査値は正常範囲にもかかわらず症状がて出ている状態と理解されています。
近年、未病により身体が弱っている人が増えています。そのような状態から身体を守ってくれているのは「自然治癒力」。この力が機能することで身体を病気からも守ってくれます。鍼灸はこの自然治癒力を高めながら、病気を治す一方、未病を治す力にも優れています。
楽しく身に付く人気授業
東洋医学概論/経路経穴概論/臨床実技
東洋医学概論は鍼灸の特徴でもある東洋医学の基礎を学ぶ学問です。鍼灸は局所の症状から疾患を判断するのではなく、全身の症状から疾患を判断する施術方法があります。この講義ではその基礎を学びます。
経路経穴概論では鍼灸師として必要不可欠な経穴=ツボを学びます。全身には多くの経穴が存在しますが経穴の場所だけでなく、どういった効果があるかも学ぶことで臨床でのイメージも膨らんできます。
臨床実技では鍼灸治療における様々な施術方法を学びます。学生が互いに行ない、自ら施術を体験することで技術を深めていきます。
■施設紹介
附属治療院
3年次、臨床実習を行います
普通教室
身体に大切な知識を得るための学びのステージ。この教室で資格取得や実践をする為の授業を行います。
実習室
実践に大切な知識や技術を学び実習教室。ここで幅広い内容を学び、様々な経験を積むことにより実践力を身につけます。
在校生からのメッセージ
人として成長しながらプロを志す
最高の学び場
入学してから、自分にたくさんの変化があったと感じています。今まで当たり前だと思っていた「学べる環境」に感謝をして、道具や教室などを大切に扱えるようになりました。現在アルバイトしている治療院では“学生”ではなく“治療家”。実習を通して、一人前として現場に立つプロ意識が芽生えました。このように、1人の人間として内面的に成長できるのもKMSならではの魅力だと実感しています。プロのスポーツ選手、コーチ、トレーナー、先生、学生。たくさんの出会いで自分が磨かれ成長できる。KMSはそんな場所です。
よくある質問
ツボの名前など覚えられるか不安です・・・
授業内容の質問はもちろん、「勉強の仕方がわからない」などの不安にも先生方が親身になって相談にのってくれます。覚える時のコツやアドバイスももらえるので、自分なりの勉強方法を身につけていくことができます。
実技の練習ってどうするのですか?
最初は練習用マットや板、つぎに自分の身体、その後はクラスメイトとお互いに練習します。クラスメイト相手に練習するのは、最初はかなり緊張しますが、患者さんを診るんだという実感も湧きます。
カリキュラム
教育内容 授業科目
基礎分野 ・科学的思考の基礎人間と生活 ・人文科学 ・社会科学 ・自然科学
・保健体育理論 ・外国語
専門基礎分野 ・人体の構造と機能 ・解剖学 ・生理学
・疾病の成り立ちとその予防および
 回復の促進
・病理学概論 ・臨床医学総論
・臨床医学各論 ・リハビリテーション医学
・保健医療福祉とはり及びきゅうの理念 ・衛生学 ・公衆衛生学
専門分野 ・基礎はりきゅう学 ・東洋医学概論 ・経路経穴概論
・臨床はりきゅう学 ・鍼灸理論 ・東洋医学診断概論 ・東洋医学臨床論
・社会はりきゅう学 ・社会鍼灸学
・実習 ・基礎実技 ・応用実技 ・臨床実技 ・臨床実習
・総合領域 ・総合演習 ・セミナー ・鍼灸演習
入学
1年
基礎力養成を目的とし、自然科学や解剖学、衛生学公衆衛生学など様々な理論を学びます。また、基礎的な実技も同様に実践していきます。学習内容としては、主に身体の構造や機能を、西洋医学的にも東洋医学的にも学びます。
2年
1年次に学んだ内容を基に、生理学や臨床医学総論など、専門基礎分野を中心に学習していきます。 また、専門分野の応用実技など学習内容としては、主に身体の異常を西洋医学的にも東洋医学的も学びます。
3年
実践的なケアやリハビリ、社会的な鍼灸の位置づけや法律について学んでいきます。また、国家試験対策についての専門的な学習、総合演習や鍼灸演習などの専門分野を学習し、実践力を養い ます。
国家試験受験
はり師・きゅう師
定員・授業時間
学科 コース 募集定員 修業年限 授業時間
鍼灸学科 昼間 Ⅰ部 30名 3年 月曜日〜金曜日
9:30〜12:40
昼間 Ⅱ部 30名 月曜日〜金曜日
13:30〜16:40
指導だけでなく教育と
より深い知識を学ぶ事ができます。
国家資格取得の学習もそうですが、はりきゅう学については、予防や治療効果から様々な分野で注目を浴びています。そうしたニーズから、課外活動ではプロスポーツの現場に触れる機械があるなど、実践的でより深い知識を学ぶ事ができます。また、近年は国家試験取得後、スキルアップの為に整体セラピスト学科などに再進学する方もいらっしゃいます。
宇野昌磨選手
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